毒育ち

毒親育ち、AC、HSPの生きづらさを吐き出すだけのブログ

毒父の視線

文章にすると自分の気持ちが整理できる気がする。


性的虐待を受けた翌日から
この人は親じゃないと思うようになり、口を聞かなくなった。

 

だって親なら子供に欲情しないだろう。子供を性的な目で見ないだろう。

 

毒父に話しかけられた時、目を見たら
(その頃は話す時は相手の目を見るのは当たり前だと思ってた)
毒父は目を合わさず話していた。

 

視線が泳いでいて、何だ?って思っていたが
今考えると、普通なら性的虐待をした本人を直視できないよな。

 

でもその考えは間違っていた。


ある時、話しかけられ目を見ると
私の顔のやや下を見てる事に気づく。


私の胸を見ていた。
自意識過剰と思われても仕方ないが
瞬間、気持ち悪いと思い
胸の前で腕を振り、毒父の視線を外れるようにしたことが何度もあった。


色情狂ってこういう時に使うんだろうな。恥しかない。


その後、同居することになった義母が
毒父と私の普通の家族のような日常会話が全くない事に気づく。

 

最初は再婚したから
大好きなお父さんと取られ面白くなくて話さないと思ってたみたいで。

 

そんなこと一ミリも思わない。

 

毒父が私に性的虐待したことを義母は知るわけない。

 

私は高校卒業後、バイトの貯金で専門学校に入学するが
貯蓄が底をつき、一年で中退。

 

その後、高校の時のバイト先で就職させてもらった。
そこには寮があり、家から出られると思った。

家を出れば、義母が私に気兼ねすることも無くなるし
私も毒父から離れられるし、プラスしかないと考えた。


新宿から数駅の寮は、地方から上京した人が多く

友達が出来て楽しかった。夜に一つの部屋に集まって飲んだり
近所の酒屋で追加で酒やおつまみを買ってきたり。

色んな話をして普通の人っぽいことしてる感覚が嬉しかった。


その頃から毒親電話はあったと思う。
でも寮生活の楽しい気持ちのほうが大きくて、気にならなかった。